MySQLでデータベースの作成まで完了後は、データベースの中にテーブルを作成することができます。 テーブルの簡単な仕組みと、テーブルの作成の方法について学んでいきます。

MySQLでテーブル作成

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更新日 : 2019年06月26日

MySQLでデータベースの作成まで完了後は、データベースの中にテーブルを作成することができます。

テーブルの簡単な仕組みと、テーブルの作成の方法について学んでいきます。

テーブル作成時のカラム

テーブルは実際にデータ(レコード)を格納するための箱となり、テーブルを作成する際にはどのようなレコードが入るのかを決める必要があります。

例えば、ユーザー情報を格納するテーブルを考えてみます。1つのレコードにつき固有id・姓・名・生年月日のデータを格納したい場合には、それぞれの項目(カラム)の名前とデータ型をそれぞれ以下のように指定してテーブルを作成する必要があります。

  • 固有id(レコード自体を識別するための番号。出席番号のようなものという理解でOK)
    カラム名:id
    データ型:整数値

  • カラム名:last_name
    データ型:文字列(30文字まで)

  • カラム名:first_name
    データ型:文字列(30文字まで)
  • 生年月日
    カラム名:birthday
    データ型:日時型

固有idはレコードを個別に識別するための番号で、テーブル1つにつきほぼ必ず指定します。

後ほどせっかくなので、今回はこのようなテーブルを実際に作成までしてみたいと思います。

テーブル作成のSQL

テーブル作成のSQLは以下のような構文になります。

CREATE TABLE データベース名.テーブル名 (カラム名 データ型, カラム名 データ型, ...);

データベース名を指定した上で、テーブル名の部分を自分で決めたテーブル名にしましょう。データベース名の指定は、事前にuse データベース名で使うデータベースを先に指定しておくことで省略できます。

また、テーブル名の命名の際には、以下のようなルールを適用するのが一般的です。

  • 英語名
  • 基本的には小文字
  • 単語の区切りはアンダースコア_
  • 複数形で表せるテーブル名は複数形

その後ろにカッコで決めたカラム名と型情報を複数カンマ区切りで指定していきます。

これが基本的な構文になります。カラム名と型情報以外にも様々なオプションが存在するため、オプションについては改めて記事にします。

先程のユーザー情報を格納するテーブルを作成する際には、以下のようなSQLになります。

CREATE TABLE users (id int, last_name varchar(30), first_name varchar(30), birthday datetime);