プログラミングとは
更新日 : 2019年11月09日
プログラミングを駆使して実現できることは近年では多岐に渡っています。
Windows上で動作するアプリケーションソフト(以下アプリ)、MacOS上で動作するアプリ、iOSアプリ、Webアプリケーションなどなど。。
プログラミングというのはすべて、コンピュータへの命令や指示を順序通りに書いていくことです。
プログラミングって何?
上記の通り、プログラミングというのはすべて、コンピュータへの命令や指示を順序通りに書いていくことです。それ以上でもそれ以下でもありません。
例えば、あなたが今読んでいるこの記事は、リンクをクリックした際に開かれたかと思います。
これは、ブラウザ1に「リンクをクリックしたら、そのリンクのURLの情報を表示してね」ということを命令するからこそ実現できる機能です。
ではその命令や指示はどのようにコンピュータへ書いて伝えればいいのでしょうか。
コンピュータへ命令を伝えるもの
コンピュータへ命令を伝える実際のデータのことをプログラムと言います。
このプログラムという言葉、あなたはどこかしらで聞いたことがあるはずです。
小学生や中学生のときに、運動会を経験しているかと思います。
運動会の冊子などの最初や最後にかならず書いてある「プログラム」です。
ITでのプログラムも、運動会でのプログラムも同じ意味で使われています。
では、運動会のプログラムにはどのようなことが書いてありますか?
- 準備運動
- 綱引き
- 徒競走
- リレー
などなど、実際の運動会の進行順が書いてあるかと思います。
プログラミングの説明の際の、「コンピュータへの命令や指示を順序通りに書いていくこと」と同じです。
プログラミングは難しいのか
プログラムについての説明を簡単に行いましたが、実際そのプログラムを書く作業、プログラミングは難しいのでしょうか。
実際、プログラムが複雑になっていけばいくほど命令や指示の量が増えます。
簡単な命令や指示の内容であれば、プログラムはほんの数行〜30行ほどで完成して、コンピュータに指示通りに動いてもらうことができるでしょう。
ですが複雑で多機能なほど、プログラムは100〜500行になったり、あるいはそのプログラムを複数組み合わせて全体で大きなプログラムになります。
ITエンジニアの技術が難しく思われるのは、基本的にはそのような複雑で多機能、かつ今までに無いようなプログラムを作らなければならないからです。
ですが、コンピュータは割と基本的なことしかできません。
その基本的なことをしっかり学び、それを適切な順序で適切に書いてあげると、複雑で多機能なプログラムは作ることができます。
プログラムの3大要素
どんなプログラムでも3大要素は必ず成り立ちます。その3大要素を知っておき、頭の片隅に覚えておけばどんなコードも理解できるようになるでしょう。
プログラムは順序どおり
プログラムが実際に動作するとき、ちょっとした機能であればほぼ一瞬で処理が完了し、画面に表示されたりします。もちろん多機能であればあるほど、処理に時間がかかりますが、最近のコンピュータの進歩もあり、年々処理スピードは上がっていっています。
プログラムが動作するときは実際に処理を行うのが一瞬のため、あまりイメージは湧きづらいのですが、書いたプログラムは上から順に記述どおりに処理されているということを意識しましょう。
繰り返しに強い
プログラムは繰り返し同じ処理を行うことが得意です。
これを反復処理と言ったりしますが、同じデータを繰り返し表示したり、たくさんの似たデータを繰り返し処理したりすることができます。
処理の分岐ができる
エクセルを使用したことがある人は分かるかもしれません。プログラムは分岐処理が可能です。
エクセルで言うIF関数です。データの条件に応じてそのデータを表示したり表示しなかったりすることもできますし、条件に応じてデータの処理を分けることもできます。
まとめ
多機能なプログラムであればあるほど、実際に書くコードは長くなりますが、どんなプログラムも動作するスタート地点があり、終了するゴールがあります。
プログラミングが上達してくると、他人のプログラムを修正する機会も多くなっていきます。また、触ったことのないプログラミング言語を触る機会もあります。その際には上に書いた内容を思い出してください。
- プログラムは上から順に記述どおりに処理されている
- 反復動作が得意
- 条件分岐処理が得意
- どんなプログラムも動作するスタート地点があり、終了するゴールがある
- iPhoneのsafariなど、インターネットでページを閲覧するアプリケーションの総称 ↩︎
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