RDBのキーとは
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更新日 : 2019年06月26日
更新日 : 2019年06月26日
RDBでよく利用されるキーについてです。RDBにおけるキーとは、主にレコードを特定させるために利用されるカラムのことです。
学生番号や社員番号など、学生や社員を識別するために利用されるのがキーです。数字のみで構成されたり、アルファベットが入る場合などがあります。
RDBで利用されるキーの種類
キーにも利用のされ方や振り分け方によって7種類ほどあったりしますが、本記事では一番重要な2種類を解説します。
- 主キー(primary key)
RDBのテーブルごとにほぼ必ずあるキー。基本的にRDBによる自動採番で採番される。レコードを一意に識別するため、ユニーク(重複がない)な番号を割り振る。リレーショナルデータベースとはで例として使用したユーザー情報内に持っているユーザー番号が主キーに当たる。 - 外部キー(foreign key)
テーブルの結合(内部結合や外部結合)の際に利用されるキー。主キーと外部キーが一致する条件でテーブルを結合する。リレーショナルデータベースとはで例として使用した住所情報内に持っているユーザー番号が外部キーに当たる。
この2種類はRDBにとって大変重要です。これがないと結合条件などが面倒になります。
主キーに関しては、RDBによる自動採番で重複しないように設定するのが基本です。レコード追加時に自動採番することができる機能が大抵のRDBには備わっています。
また、特定のカラムを主キーとして登録する機能もRDBには大抵備わっており、主キーとして登録したカラムは自動的にユニーク・NULL禁止・プライマリーキーインデックス作成となります。
外部キーに関しては、外部のテーブルに主キーとして登録されている番号などを外部キーのカラムに登録することで、それが結合条件として利用できるようになります。
実際に使ってみないとわからない部分があるとは思いますが、まずはRDBでの主キーと外部キーの概要を理解していただければと思います。
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