比較演算子は2つの値を比較するために使用されます。どちらの値が大きいか、2つの値は同じかどうかなどを判別する際に必ず使用する演算子です。

比較演算子とは

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更新日 : 2018年06月05日

比較演算子は2つの値を比較するために使用されます。どちらの値が大きいか、2つの値は同じかどうかなどを判別する際に必ず使用する演算子です。

比較演算子

まずは全種類を表にしてご紹介します。

左側が演算式右側が演算式の意味です。

演算式演算式の意味
A == BAとBの値が等しいときTRUE(真)、それ以外はFALSE(偽)
A != BAとBの値が等しくないときTRUE、それ以外はFALSE
A < BAの値がBよりも小さいときTRUE、それ以外はFALSE
A <= BAの値がB以下のときTRUE、それ以外はFALSE
A > BAの値がBよりも大きいときTRUE、それ以外はFALSE
A >= BAの値がB以上のときTRUE、それ以外はFALSE

少し多く感じるかもしれませんが、パターンなので理解すれば簡単だと思います。

比較演算子を利用して2つの値を比較すると、結果はTRUE(「正しい」、「真」)またはFALSE(「正しくない」、「偽」)となります。要は合っているか間違っているかが分かります。ちなみにプログラミングではTRUEを1、FALSEを0と表すことが多いです。

以下のコードで実際に動作を見てみましょう。

<?php
// 結果はTRUE(1)
echo 5 == 5;
echo "<br>";

// 結果はTRUE(1)
// これは数値の5と文字列の5を比較、数値としては一致するのでTRUEとなる
echo 5 == "5";
echo "<br>";

// 結果はTRUE
echo 5 != 4;
echo "<br>";

// 結果はTRUE
echo 5 < 10;
echo "<br>";

// 結果はTRUE
// 値が同じでもTRUEとなる
echo 5 <= 5;
echo "<br>";

// 結果はTRUE
echo 5 > 4;
echo "<br>";

// 結果はTRUE
// 値が同じでもTRUEとなる
echo 5 >= 5;
echo "<br>";
?>

少し長いですがおつきあいください。(笑)

これを実行すると、TRUEは1、FALSEでは何も表示されません。

比較演算子を利用すると、それ自体がTRUEまたはFALSEとなります。つまり5 == 5はこれ自体でTRUE(1)となります。