CSSフレームワークとは
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更新日 : 2019年10月30日
更新日 : 2019年10月30日
WEBデザインでは普通、HTML内にあるパーツごとにCSSのコーディングを行って作られていくものです。WEBサイト全体をあるテーマに沿ってCSSを構築していくのはかなり大変な作業になります。
そこで利用されるのがCSSフレームワークです。CSSフレームワークとは、あらかじめパーツごとに用意されたCSSのコードがまとまった「枠組み」です。
CSSフレームワークを利用することで自身のHTMLに特定の属性などを付与する(CSSフレームワークのルールに従う)だけで手軽にきれいなデザインのWEBサイトを構築することができます。
CSSフレームワークとは
上記で説明したとおり、CSSフレームワークはあらかじめパーツごとにCSSがコーディングされています。
フレームワークが提供しているCSSを自身のWEBサイトに導入し、フレームワークのルールに従うことで簡単にきれいなWEBデザインを作ることができます。
また、近年のCSSフレームワークはスマートフォンでもきれいに表示できるようなレスポンシブルデザインを導入しているため、スマートフォンでもPCでもきれいに表示できるWEBサイトを簡単に構築できます。
CSSフレームワークのメリット・デメリット
CSSフレームワークはCSSのコーディングを不要にするため大変便利です。ですがメリットだけでなくデメリットもあります。
メリット
- 手軽にクオリティの高いWEBサイトができる
- 使用方法が明確なため、誰でも統一したデザインを使うことができる
デメリット
- 特殊なデザインやフレームワーク外のデザインは難しい
- CSSフレームワークのファイル自体が比較的に大きい
これらのメリット・デメリットが存在します。
有名なCSSフレームワーク
最後にいくつか有名なCSSフレームワークを紹介します。
- Bootstrap (2019年10月28日現在バージョン4.3)
- Foundation (2019年10月28日現在バージョン6.5)
- Semantic (2019年10月28日現在バージョン2.4)
特にBootstrapはよく利用されます。BootstrapはTwitter社が最初に開発し、現在バージョン4.3がリリースされています。
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