HTTPのGETメソッド
更新日 : 2019年03月15日
HTTPとはという記事でHTTPについての概要を説明しました。
さらに、HTTP通信の中身についてもかいつまんで説明しました。
今回はURLに含まれる形でサーバーにデータを送ることができるGETメソッドについて解説していきます。
通常のWEBページを閲覧する場合にはGETメソッドでのリクエストが利用されます。
GETはそのままの意味
GETメソッドは読んで字のごとく、情報を取得(GET)するために利用されるメソッドです。本ブログであるBeCrazyもブログの内容を取得するのが主な目的であるため、GETリクエストが全体のほとんどを占めています。
GETでデータを送る必要性は?
情報を取得するために利用されるGETメソッドですが、サーバーにデータを送ることもできます。ではどのような場合にサーバーにデータを送る必要があるのでしょうか。
データを取得するのにパラメータが必要な場合に使われる
パラメータとは外部から入ってくるデータのことです。
例えば、Googleで検索する際もこのGETリクエストが利用されます。
欲しい情報が載っているWEBページを取得するために使われるため、GETメソッドでのリクエストを行うということです。
この他にも特定の情報を取得するために利用する場合にGETメソッドでのパラメータを利用します。
GETリクエストでデータを送る際の形式
リクエストの際にサーバーへ送信するデータはURLに含まれた形で送られます。
http://〜〜〜/〜〜?key=value&key2=value2
URLにデータを含める際には、リクエストURLの最後に?
をつけます。?のあとに送りたいデータを名前=値
の形式で記述し、複数データがある場合には&
でつなぎます。
上記URLであれば「key=value
」と「key2=value2
」というデータがサーバーに送信されます。
この送るデータの部分をクエリストリングといいます。
GETメソッドの特徴
- URLにデータが含まれる
- URLにデータが含まれるため、まるごとブックマーク登録できる
- 送れるデータはテキストデータのみ
- 送信データ量に制限がある
このような特徴があります。URLにデータが含まれるため、あまり大きなデータは普通は送りません。さらにこのデータは他人でも見ることができるため、見られても大丈夫なデータだけをGETとして指定します。
まとめ
- 説明したクエリストリングの形式でURLに含まれた形でサーバーにデータを送信することができる。
- GETと言うぐらいなので、取得するために利用するメソッド
この2点をしっかり理解しておきましょう。
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