IP(インターネットプロトコル)とは
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更新日 : 2019年11月05日
更新日 : 2019年11月05日
IPはInternet Protocolの略でインターネットの土台部分を担っています。
現在のほとんどの通信はインターネットプロトコルを利用し、そのインターネットプロトコルの仕組みにのっとってお互いに通信を行っています。
基本的にIPはIPアドレスというお互いのコンピュータを識別するための番号に従い、どのコンピュータにどんなデータを送信するかを決定します。
データにおいても大容量データなどをまとめて送信するのではなく、一定の容量ごとに分割されて送信されます。この分割されたデータをパケットと言います。
インターネットプロトコル(以下IP)はそのパケットをIPアドレスに従い分割して送信します。分割したデータが相手にきちんと届くかどうかの保証はIPでは行いません。
正常に届く保証を行うのは上位のプロトコルであるTCPなどを利用します。
現在IPのバージョンとしてはIPv4(インターネットプロトコルバージョン4)とIPv6 (インターネットプロトコルバージョン6)が並行運用されている状況です。
このような状況になった最大の理由に、IPv4でのアドレスの割当数(世界で2^32個=約43億個まで)が足りなくなったという背景があります。世界の人口が70億人を超えている現状を見ると足りなくなるのも納得ですね。
そこでIPv6では2^128個のアドレスを割り当てられるようになりました。2^128個= 約340澗(かん)個のアドレスが割り当てられるため、足りなくなることはないと言われています。