macOSでPHPのバージョンアップを行います。macOSではHomebrewがインストールされていれば、簡単にバージョンアップを行うことができます。

PHPのバージョンアップ(macOS)

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更新日 : 2019年07月03日

macOSでPHPのバージョンアップを行います。macOSではHomebrewがインストールされていれば、簡単にバージョンアップを行うことができます。

Homebrewのインストール

事前にHomebrewのインストールが必要です。こちらの記事からHomebrewをインストールしておきましょう。

HomebrewでインストールできるPHPのバージョンを確認

brewコマンドを利用してインストール可能なPHPのバージョンを見ていきます。

$brew search php7
==> Formulae
php@7.1                       php@7.2                    php@7.3

このようにbrew search php7と入力するとインストールできるPHP7のリストが確認できます。

PHPのインストール

インストールするには以下のコマンドを実行しましょう。

$brew install php@7.3

依存関係にある様々なソフトのインストール後、PHP7.3がインストールできます。

パスを通す

インストール後、以下のような記述があるはずです。

If you need to have php@7.3 first in your PATH run:
  echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
  echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

パスを通してくださいと書いてあります。その下にある2つのコマンドを実行すればOKです。パスについては別記事で説明します。

$echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

上記コマンド実行後に以下のコマンドを実行してください。

$source ~/.bash_profile

これでインストールが完了です。

確認

最後にphp -vを実行しましょう。

$php -v
PHP 7.2.19 (cli) (built: Jun 17 2019 09:03:55) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.2.19, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies

筆者は7.2をインストールしたので上記のようになっていますが、7.3をインストールしていれば7.3が表示されます。

これでインストール後の確認まで完了です。